創業企業を上場させたCTOがスタートアップに転身!新規事業部のやりがいと今後の展望に迫る – Micoworks株式会社

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創業企業を上場させたCTOがスタートアップに転身!新規事業部のやりがいと今後の展望に迫る

今回ご紹介するのは、Micoworks株式会社CTO(最高技術責任者)の小松利彰(こまつとしあき)さんです。
大手就職や起業を経験された多彩なキャリアをもつ小松さんだからこそ分かる、スタートアップの苦労と魅力とは何なのか?
余すことなく語っていただきました。
 
※このインタビューは2019年7月に行われたものです。
弊社サービスおよび部署名の「HR PRIME」は、旧名の「digmee connect」に表記を統一しています。

 
 

~経歴~

1998年3月:大阪大学大学院基礎工学研究科システム工学科 卒業
1998年4月:新卒で富士通株式会社入社
2002年1月:株式会社フォトクリエイトを共同創業
2013年7月:株式会社フォトクリエイト マザーズ上場
2014年9月:株式会社フォトクリエイト  顧問職就任
2019年1月:Micoworks株式会社入社
2019年7月:Micoworks株式会社 CTO就任

小松さんは現在CTOとしてご活躍されてますが、プログラミングの勉強はいつからされてましたか?
 
興味を持ち始めたのは、小学校高学年の頃ですね。 だいたい35年くらい前かな。
当時はパソコンが高額な時代で家にパソコンがなかったから、親父がパソコンをレンタルできるお店に連れて行ってくれてました。
 
そのお店に「Basic Magazine」っていう雑誌があって。 
全国のプログラマーが作成したゲームのコードが載っている雑誌で、それを訳も分からず写経して動いたゲームを楽しんでましたね。
写すだけでコードの意味は全く分かってなかったんですけど(笑)
 
ちょうどファミコンが発売されるタイミングだったので、うちの親父からは「ファミコンを買う側じゃなく、作る側になって儲けろ」って言われました。
こういう発想を持つ親父のそばにいたから自然とプログラミングを勉強できたので、親父には感謝しています。
 
大学は基礎工学部システム工学科で、プログラミングに関する講座はありましたが、ほとんどは独学で勉強していました。
 
 
エンジニア歴は30年以上なんですね!では、富士通にはエンジニア職として入られたんですか?
 
富士通ではSE職でした。学生時代からプログラミングはできたので、幅広く知識を得たいと思って。
おかげで、ネットワークやデータベースの知識を得ることができましたね。
 
でも、またプログラミングに復帰したいと思うようになったのも事実です。
富士通では全部子会社に発注していたので、自分ではプログラミングができなくて。
それで悶々としているときに富士通の同期に誘われて起業しました。
 
 
どんな会社を創業されたんですか?
 
株式会社フォトクリエイトという会社で、事業内容は簡単にいうと写真を撮影・販売していました。
創業した当時は、ちょうど一眼レフのデジカメが出始めた頃。
僕たちが起業する前にも似たような事業をしているところが沢山ありました。
でも、どこもフィルムカメラを利用して写真を撮っていたので、原価がかかっていたんです。
 
例えば幼稚園の写真だと、コスト削減のために園児を集めて集合写真を撮る、ぐらいしかできなかったんですよ。
でも、僕たちは一眼レフのデジカメを使用していたので、撮影にコストがほとんどかからないから園児一人ひとりを撮影できるんです。
 
フォトクリエイトの企業理念が「感動を形に全ての人へ。」だったんですけど、本当にお客さんに喜ばれるんですよ。
イベントによっては1枚1500円とか結構な値段なんですが、それでも喜んで買ってもらえるので、いいサービスを提供できている自信がありました。
だからこそ2013年にマザーズ上場までいけたと思っています。
 
 
当時ってVC(ベンチャーキャピタル)もない時代ですよね?その時代に10年で上場までいかれたってすごいです!
起業時代に苦労されたことは何でしたか?

 
一つは組織運営ですね。会社の規模が20人くらいまではみんなが創業者意識を持っていて、残業時間が多いとか残業代が出ないとか当たり前…今考えると思いっきりブラック企業ですよね(笑)
 
それが20人を超えてくると企業に勤める意識をもった人が入ってきて、創業者意識をもった人たちとのギャップが激しくなりました。
土日も出勤しないといけないんですか? 残業代はちゃんともらえるんですか?とか。
でも一企業としてそういう組織にしていかないと成長は見込めないので、創業メンバー20人の意識をそちらに変えていく努力をしました。
 
あとは、3人で起業したんですけどエンジニアが僕だけだったことですかね(笑) 
だから創業時、株式会社フォトクリエイトのシステムを全て1人でつくりました。
 
システムにはフロント側と裏側のサーバーサイドとかいろいろあって、たいていの会社では役割分担されてるんです。
でも株式会社フォトクリエイトでは、僕がフロント側と裏側のシステム、そのインフラの構築まで全て担当しましたね。
 
プログラミング専門で勉強をしてきたからインフラはやったことなかったんですけど、自分がやるしかないと思って、必死こいてやってました(笑)
でも基本的に苦労したとは思ってないです。「やらなあかん」っていうときは徹夜をして…と、本当大変でしたけど。
でもその当時の自分にとっては、とにかく楽しかったんですよねぇ。
 
 
その後、2014年からセミリタイアされてますよね?なぜセミリタイアされたんですか?
 
東京の本社に勤めてたんですけど、家庭の事情で大阪に引っ越すことになって。でも開発部門は本社にあるため貢献度が低下する状況になり、申し訳なさがありましたね。
なので上場1年を機に取締役辞任と同時に退社を決意しましたが、社長の助言もあり顧問職に退く形になりました。
 
40歳という若さでプチ資産を得ることができましたが、老後に資産が残ってても楽しめないと思い、セミリタイアという道を選択しました。
 
 
セミリタイアされてからMicoworksに入社されるまで、何をして過ごしていらっしゃったんですか?
 
セミリタイアからMicoworks入社まではゴルフ三昧でしたよ(笑)
プチ資産ができてセミリタイアしたんですが、想像以上に無くなるのが早くて働き直さなきゃって…(笑)
それで職探し始めましたね。
 
 
Micoworksを知るきっかけって何ですか?
 
セミリタイア直後に、たまたま山田(Micoworks代表取締役)に会ったんです。
経営者が集まる勉強会に参加していたので、懇親会で喋りましたよ。
第一印象は「シュっとした若手経営者」。
イケイケだったから、正直苦手なタイプだなぁと。いやまさか数年経って一緒に働くことになるとは、、(笑)

そこからMicoworksに入社を決めた理由は…?
 
転職先の候補はMicoworksと、あともう一社ありました。
その一社は上場して1年経った頃で、フェーズでいうとセミリタイアしたときのフォトクリエイトと同じくらい。
起業したとき十分働いたし、次は自分のペースで働けるところがいいなって。
Micoworksはスタートアップだったので、正直もう一方の会社にしようと思ってました。
 
それで断るために山田に会った時に、山田が困ってる感じで。そこで話してたら、Micoworksに気持ちが傾いて入社することになりました(笑)
どちらの会社でより自分が貢献できるか考えたときに、やっぱりMicoworksかなって。
 
僕にはスタートアップで働いた経験や、エンジニアの組織がないところでの経験があります。
あとは上場までいけた経験もあり、会社が上場に向けて頑張ってることについて、アドバイスはできるんかなって。
そういったノウハウを持ってるから、もう一社より貢献できると思ったんです。
 
 
現在はSE職として複数事業に携わられてますが、そのなかでdigmee connect事業にはどのように関わられてるんですか?
 
digmee connectというのは”ATS(採用管理システム)”の一種で、応募者の採用状況を追跡するシステムのこと。
ATSを導入すれば、求人から採用まで一元管理できるので人事工数を大幅にコストカットできるんです。
digmee connectは、ATSが行うことを全てLINE上で完結できるのが最大の特徴ですね。
 
僕は開発の責任者としてエンジニアとしてコードを書くだけではなく、エンジニアチームの開発の方向性を決めています。
開発は社内のビジネスサイドから来る要望に合わせて行う必要があるので。
 
でもビジネスサイドの人はプログラミングの専門知識があるわけではないから、要望をうまく伝えられないんです。
だから僕がエンジニアレベルの資料に落とし込み、チームに伝えています。
 
 
開発の責任者の立場から見て、digmee connect事業の課題は何だと思いますか?
 
エンジニアが足りていないのが大きな課題ですね。エンジニアって東京に一極集中していて、大阪にはエンジニアが少ないんです。ITベンチャーなので、将来的にはエンジニアチームを内製したいと思ってますが、現時点では難しいです。
 
あとは、ビジネスサイドで事業計画や戦略の設計、開発の優先順位の設定などをやる人がいません。事業責任者に適任の人物と出会えたら、もっと事業は活性化すると思ってますね。
 
 
そこに適任の人物ってどんな人を小松さんの中でイメージされてますか?
 
やる気を持ってる人。これはあくまで僕個人の考えですが、スペックよりもマインドの方が重要だと思っていて。上場が近く社員が増えてきてるフェーズであれば、ある程度のスペックが求められるかもしれませんが、Micoworksはスタートアップベンチャーでまだこの規模とフェーズですし。
 
会社で5~10年働いてきてもっと色んなことをやりたいけど、裁量権がなく悶々としてるような人や、裁量権を渡してくれたら走り回りますって人の方がフェーズ的には合うんじゃないかな。
 
あとは、自分で会社を大きくするぞって思える人ですね。
Micoworksは2017年10月創業で、現在(2019年7月)2期目。
創業期の慌ただしさを抜け、これから上場を目指していくフェーズになります。
 
前職のフォトクリエイトが上場までいけたのは、社員全員が創業者として何事にも当事者意識で取り組めていたからだと思っています。
そういった創業者意識を持ち、会社を大きくしていこうって人に来てほしいです。
逆に、そういう人じゃないと会社の雰囲気にもフィットしないかな。

小松さんが実際働かれてきて感じるMicoworksの良いところと、会社として今後どういう方向に進んでいけばもっと良くなっていくかアドバイスをお願いします!
 
会社の雰囲気が楽しそうなのはいいなと思ってます。上場しても従業員が楽しく、やりがいをもって、やりたいことをやれる会社であればいいなって。
Micoworksは上場を目指していくフェーズにあるんですが、上場を控えている企業によく言われるのが、上場が目的になってはいけないということ。上場が目的になっていると達成後に目的を見失って、社員のモチベーションが下がってしまうことが多いんですよね。
 
そういう風にはならず、今の雰囲気のまま成長意欲に満ちた人が増えていってほしいなと思います。
 
 
「大手就職や起業を経験した多彩なキャリア」
「プログラミング歴30年以上の大ベテラン」
という経歴を活かして、複数事業で開発の責任者として活躍されている小松さん。
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