激動の2期目を乗り越えて、勝負の3期目突入します! – Micoworks株式会社

Micowolog Micolog

激動の2期目を乗り越えて、勝負の3期目突入します!

Micoworks株式会社は、2017年に新卒採用サービスdigmeeを手がけるdigmee株式会社として設立されました。
2期目はdigmee connect、AURAの2つの新事業を立ち上げ、社名を現社名へと変更。
2019年10月には創業3期目を迎えました。
 
そんなMicoworksが今後組織として、また事業としてどのような姿を目指すのか、3期目の展望を代表取締役の山田修にインタビューしました。

「LINE×業務効率化」で、サービス拡大を目指す

 
‐Micoworksの2期目はdigmee事業での大規模イベント開催や新規事業の立ち上げ、社名変更など大きな変化があった1年でした。
中でも、新規事業の立ち上げは会社として大きな決断だったと思います。
 
メインのdigmee事業に続き、digmee connect事業、AURA事業の2事業を立ち上げた背景を教えてください。

 
現在メインでやっているdigmee事業は季節変動性のサービスであり、収益面で見るとキャッシュフローが安定しません。
また、新卒採用市場にはプレイヤーが多数存在し、既に市場は飽和しています。
 
そのような市場において、digmee事業ではニッチの分野である「LINEで使えるスカウト型サービス」のNo.1を目指している状態です。
digmee事業よりも、多くの人に価値を届けることができるプロダクトを生み出そうと考えると、新しい市場に目を向ける必要がありました。
 
そこで着目したのが、世界的にも注目されている「チャットコマース」です。
チャットコマースとは、LINEなどのチャットアプリを通じて、消費者がサービスを利用することを指します。
 
近年労働力不足により課題とされている「業務効率化」を、LINEという媒体を通して解決するために、私たちはdigmee connect事業とAURA事業を立ち上げました。
 
採用に関わる管理作業を効率化するdigmee connect事業。
LINEを用いて顧客コミュニケーションを効率化する支援するAURA事業。
両事業ともチャットコマース市場に属しており、市場自体が伸びているため自分たちも大きくなるチャンスがあると思っています。
 
 
‐今までのdigmee事業、そして2期目に立ち上げたdigmee connect事業は人材採用市場ですよね。
AURA事業で採用市場の枠を越え、販促市場への進出を決めたのはなぜですか?

 
採用市場でのノウハウを活かすことができる市場を見極めた結果です。
私たちが持っている強みの一つである「LINEを使ったシステムとオペレーションのノウハウ」。
この強みをどの領域でなら活かすことができるか考えました。
 
私たちにはまだまだ人材や金銭のリソースが不足しており、既存事業と全く関連のない領域に進出しても失敗する可能性が高いです。
そのため、今持っている資源を応用しながら、新たな価値を提供できないか模索する必要がありました。
 
また世界的な流れを分析し、販促市場が伸びていくと予測したからです。
例えばタイではチャットコマースが盛んで、EC購入の半数がLINEのようなチャットから行われ始めています。
タイに限らず、世界的にチャットから物を買う・予約するといったことが主流になってきており、日本でも今後同様の流れになっていくと考え進出を決めました。
 

未来を見据えて進出目指す。チャットボットBPOとは?

 
‐今後の事業展開について伺いたいのですが、進出したい市場はありますか?
 
既存事業により顧客データが増えているので、次はそのデータを活用していきたいですね。
そこで今後進出しようと考えているのが「チャットボット市場」です。
具体的には、チャットボットを活用したBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)を行いたいと考えています。
 
BPOとは、企業が抱える人材不足に対して業務委託という形で外部で請け負うこと。
現在は人によるBPOが主流ですが、将来的にはボットによるBPOが主流になるのでは、と推測しています。
 
 
‐チャットボット市場であれば、既存事業によるノウハウを活用することができるため、成功確率も高そうだと感じました!
3期目で実現したい目標はありますか?

 
プロダクトが安定し始めているので、会社としても、一個一個のサービスとしても、明確なポジションを持ちたいです。
各サービスを認知してもらうことができている状態にはなってきているので、何かしらの形で各事業ともNo.1を取りにいきます。
 
-既存事業の一つでもNo.1になることができれば、会社としての知名度も上がりますし、新規事業を含む全事業のさらなる拡大にも繋がっていきそうです。
そうすることで顧客へより大きな価値を届けることができる事業を創っていくことができますね!

理想の組織は「最低限のルールで成長を続けられる会社」

 
-事業の拡大と同じく、組織としても大きな変化のある2期目だったと思います。新しい社員の方々を数多く迎え入れ、社内制度もかなり整いました。
 
変化が激しい環境の中、これからもMicoworksらしさをもったまま成長していくために、山田社長が大切にしている会社風土はありますか?

 
「社員に任せる」ことは常に意識しています。
言い方を変えると、各自が経験できる機会を最大化するということですね。
これを大切にしている理由は、私自身抑圧される環境で仕事してきた経験があるからです。
 
私はもともとフルコミッションの営業に携わっていました。
当時私が20歳であったこともあり、周りからは「厳しいビジネスの世界で生き残ることはできずにどうせ辞める」と言われてましたね。
 
他人から決めつけられることに対する嫌悪感と、自分なら勝ち残れるという根拠のない自信。それらを原動力に変えて努力を続けた結果、7ヵ月目に日本一の成績を収めることができました。
そのときの経験もあって、Micoworksの社員には「挑戦できる環境」を用意しています。
 
人間は自分で経験しないとなかなか覚えることができません。
他人から言われるだけで自分を改めることはなかなかできませんが、自分自身が挑戦した結果失敗する経験を経て、自分自身の弱さと向き合うことができると考えています。
 
 
‐他の社員さんもMicoworksの魅力は「任せてもらえる」ことだと話されていたので、浸透しているなと感じました!
山田社長が考える、組織として目指す理想の形はありますか?

 
「最低限のルールで成長を続けられる会社」です。
一人一人の考える「当たり前」は違うので、人が増えれば増えるほど目線が合わなくなっていきます。
 
例えば、社員に向けて「顧客に対して素早く対応しましょう」と言う場合。
素早くの定義は人によって異なるため、質の高いサービスを均一に提供することが非常に難しくなります。
そこで「30分以内に必ず返信を行う」というルールを設定することで基準の統一、及び目指しているサービスの提供の実現に近づくことができるんです。
 
このようにルールを増やしていくことも考えなければいけませんが、必要以上のルールが増えることで窮屈に感じ、考えることを放棄する人が出るのではないかと考えています。
 
しかしながら、Micoworksが掲げるミッションは「可能性の拡大」。
窮屈な環境で可能性が拡がるのかと考えたら、必ずしもルールを増やすことが正しくないのではないかと思っています。
最低限のルールで「自分がやりたいこと」と「会社で取り組むこと」がなるべく一致する状態をつくっていきたいです。
 
 
‐最低限のルールとなると、役職や階層などもなくなっていくのでしょうか?
 
階層は”あるべき”だと考えています。
全員がフラットな関係になってしまうと、他の人の意見を聞き入れづらくなったり、責任を伴わない安易な決定が増えると思っているからです。
階層を設けることで、決定者や責任範囲を明確にすることができます。
そうすることで自分の担当範囲に対して責任をもち、最大限努力することができるようになりますよね。
 
-階層があるから発言できないといった不自由なことがある環境ではなく、階層があるからこそ各々が最大のパフォーマンスを発揮できる環境づくりをされているのですね。

事業拡大のカギはマネージャー層の獲得

 
‐既存事業でNo.1の獲得、そして各社員がパフォーマンスを十二分に発揮できる組織づくり行っていくうえで、現在Micoworksが抱える課題は何ですか?
 
「マネージャー層の人間が不足している」ことですね。
マネージャー層に就くと、会社の経営方針を事業戦略に落とし込み、事業において必要な人材のアサインから教育まで担うことになります。
 
他にも事業部の優先順位の決定や、メンバーが成長できる気づきを与えることなど多種多様です。
社内外の関わりではあらゆる問題が起こりますが、全てを自分事化し、事実ベースで冷静に対処していく必要があるタフな仕事になります。
 
 
‐マネージャー層に就く人に求める要素はなんですか?
 
求める要素は4つあります。
まず「何かをやりきった経験」は必要ですね。
何かをやりきるためには、当然楽しくないことや、嫌なことがあります。
それらを乗り越えた経験をもっていることは、大きな価値だと思っているからです。
 
2つ目は「思考体力」。
Micoworksはまだまだ規模が小さく、大手と比べたらお金も人材もありません。
そのため、思考を止めることなくどこまでも考え抜く力がある人が求められます。
 
3つ目は「思考したことをやりきる力」。
なぜこの力が必要なのかというと、ベンチャーならではのスピード感についていくためには、思考からいかに早く実行に移すことができるかが大切だから。
何かを考えることまでは誰にでもできますが、実行に移してやりきるのは、実は難しいことなんです。
 
最後は「あらゆる変化に対して柔軟に対応できる」こと。
当社はベンチャー企業であるため、社内制度や事業など、環境が急速に変化していきます。
その変化のなか良い意味で細かいことを気にせず、むしろ変わっていくことを楽しめる姿勢はあるといいですね。
 
 
‐これから各事業部に責任者を配置できれば、それぞれが自立して機能していけますし、山田さんが考えている事業拡大もより推進していけそうですね。
 
2期目に引き続き、3期目も変化が激しい1年になっていくと考えられますが、3期目に向けた決意表明をお願いします!
 
私たちはプロダクトを提供しているので、クライアントに「Micoworksと取引しているからこそ良くなった」と言っていただきたいなと思っています。
そのために私を含め各社員が改善すべきことを改善していき、満足のいくプロダクトを創り上げることができるチームにしていきたいですね。
 
 
-本日はありがとうございました!

社名変更、大型イベント開催、新規事業立ち上げなど大きな変化を乗り越えた第2期。
3期目を迎えるにあたって今求められるのは、どのような変化も乗り越えることができる組織を創っていくことです。
そして、顧客のニーズに応えたプロダクトを創り、業界No.1を目指していきます。
”勝負の3期目”、始まりました。