2024/04/01

企業と顧客のコミュニケーションを最適化するMicoworks株式会社、対話型AIを活用したサービス価値向上を目的に経営体制を強化

Micoworks株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山田 修)は、2024年4月1日より対話型AIを活用したプロダクト機能開発やサービス提供価値の向上を実現するため、経営体制を強化したことをお知らせします。


経営体制の強化に至る背景

Micoworks株式会社は、2030年中長期ビジョンとして「Asia No.1 Brand Empowerment Company」を目指すスタートアップです。

2023年8月にマニラ拠点を設立したほか、11月からは台湾にデータサイエンティストチームを設置するなど、アジア地域を中心とするグローバル展開を見据えた組織体制を推進してきました。

2023年12月にはシンガポール投資会社テマセク傘下Vertex Holdingsがアンカー投資するVC Vertex Growthをリード投資家として、シリーズBラウンド約35億円の資金調達を実施。累計調達額は約63億円となっています。

この度、グローバルでの事業展開を見据えたプロダクト機能開発やサービス提供価値の向上を実現するため、経営体制を強化いたしました。

 

【対話型AI (Conversational AI)領域の強化】

VP of Product,Conversational AIを新たに設置し、元Rakuten GroupでConversational AI General Managerを務め、生成AI・IVR領域におけるビジネス課題解決の経験・知見が豊富なJames Mesburを選任しました。そして、Director of Engineering, Conversational AIとして、複数のスタートアップでVP of Engineeringを経験したJerimy Abner、Director of AI innovation & Engineeringとして、スタートアップでCTO経験のあるSumit Agrawalをそれぞれ任命しています。

 

【顧客コミットメント革新と新たな価値創造】

SaaS及び個別のプロフェッショナルサービスによる活用価値の最大化を担うVP of Customer Successに、元博報堂、またIT企業でマーケティング責任者を歴任し、前職はOMOヘルスケアベンチャー企業で役員及びCOOを務めた久米一平を選任いたしました。

加えて、サービス提供価値の向上を図るため、顧客体験全体の向上や、ブランドデザイン領域を担うVP of Brand Designに元アクセンチュア ソング(droga5 Tokyo)の清水武穂を登用いたしました。

 

新任者の紹介と就任コメント

James Mesbur
VP of Product, Conversational AI

【プロフィール】

2006年からニューヨークのベンチャー企業SpeechCycleで会話デザイン・プロダクトの責任者として、音声認識と自然言語理解を活用したIVRシステムを開発。2012年にSynchronossによる買収後はデザインとビジネスインテリジェンスの担当としてプロダクトの販売促進に努める。2017年~2020年はVerintのAI製品のディレクターとして、コンタクトセンターにおけるAI技術とデータ分析を活用した課題解決を支援。2020年からはRakuten Groupで対話型AIプロダクトのGeneral Managerを務め、日本、シンガポール、インドの100名のチームを率いて対話型AIのミッションとビジョンを推進。2024年4月にMicoworksに入社し、現職に就任。

 

【就任コメント】

MicoworksのVP of Product, Conversational AIとして新たに就任させていただくことを光栄に思います。20年近い業界経験を持ち、チャットボットやボイスボットの開発、コンタクトセンターAIのデジタルトランスフォーメーションイニシアチブをリードしてきました。2023年、私が以前勤めていた会社のチームは、生成AIチャットボットで業界初のプロダクトを発表し、現在複数の特許を申請中です。

Micoworksでは、最先端のテクノロジーとイノベーションで製品をさらに進化させる態勢を整えています。大規模な言語モデルの導入から、生成AIやその他の自然言語処理技術の活用まで、お客様に真のビジネス価値をお届けすることに全力を注いでいます。特に音声AIの分野では、お客様の真の課題に対応できる、人間らしい顧客体験の創造を目指しています。

Micoworksは、2030年までにアジアNo.1のBrand Empowerment Companyを目指すという大胆なビジョンを掲げています。グローバルな視野を持ち、当社の成長と成功に貢献できることを光栄に思います。顧客中心のアプローチ、チームワークと敏捷性を重視する企業文化を原動力とする優秀なチームが、私たちを目覚ましい成果へと導いてくれることでしょう。

 

Jerimy Abner
Director of Engineering, Conversational AI

【プロフィール】

1999年からAccenture(元Genex、Meredith Xcelerated Marketing)で9年間勤めた後、2008年2月からElectronic Artsでテクニカルディレクターとして勤務。2018年3月にRakuten-AdRollに参画しエンジニアリングシニアディレクターを経験した後、2019年~2021年にLionbridge(旧Gengo)、2021年6月からはTaskUsにてVP of Engineeringを務めた後、2024年4月、Micoworksに入社し、現職に就任。

 

【就任コメント】

この度、Micoworksに参画できることを、大変光栄に感じています。私はソフトウェア開発において25年のキャリアを積み、常に効率性と自動化を核とした、直感的なインターフェースと応答性の高いサービスの設計と展開に重点を置いてきました。

私のキャリアはコンサルティングから始まりましたが、ビデオゲーム業界にも10年以上、人工知能にも5年以上携わっています。これらの経験を融合させ、Micoworksのクライアントとそのお客様双方にとって、真の価値を提供し、使う喜びを感じていただけるような、没入感のある魅力的なソフトウェアを作りたいと考えています。 

Micoworksの顧客中心のアプローチとビジネスクリティカルなサービス提供への取り組みは、理想的な環境だと感じています。革新的で高品質なAI搭載アプリケーションを迅速に開発できると確信しています。Micoworksの組織力をもってすれば、今ある急成長を継続し、アジアでトップのAIを活用したビジネスソリューションプロバイダーになれると確信しています。

 

Sumit Agrawal
Director of AI innovation & Engineering

 

【プロフィール】

Cisco SystemsおよびNovellで5年間テックリードを務めた後、2009年、Findability Sciences India Pvt LTDに入社。Directorを経験した後、VP of Technology&Business Developmentを務める。2018年にFindability Sciences JapanにてCTOおよび特許審査委員会のグローバル責任者を経験し、2024年3月にMicoworksに入社し、現職に就任。

 

【就任コメント】

私がMicoworksに入社を決めた理由は、卓越したプロダクト群と最先端技術に加え、経験豊富なプロフェッショナルで構成されたチームだからです。特に、短期的にも長期的にも顧客に比類ない価値を提供するという揺るぎないコミットメントに惹かれました。Micoworksはすでに目覚ましい成功でその実力を実証しグローバルでの事業拡大を目指しています。

私のグローバル市場開拓の豊富な経験とAI/MLソリューションの専門知識により、会社の成長軌道をさらに高めることができると信じています。また、革新的なAIを活用したプロダクトの開発を推進し、Micoworksのアジア市場への拡大の陣頭指揮を執りたいと考えています。2030年までにアジアのリーディングカンパニーになるというMicoworksのビジョンの実現に向けて、この重要な役割を担い、貢献できることを光栄に思います。共に、成長と成功のエキサイティングな旅に乗り出しましょう。

 

久米 一平
VP of Customer Success

【プロフィール】

株式会社博報堂に新卒入社し、営業/ストラテジックプランナーとして、戦略からメディアまで幅広く従事。第1回ヤング社長賞を受賞。その後、IT企業のマーケティング責任者を2社経験し、獲得型プロモーションの戦略企画・執行から、ブランディングまで、様々な手法で事業成長を牽引。前職は240名程度のOMOヘルスケアベンチャーの取締役副社長/ COO兼CSOとして、全体戦略から執行を担当。LINEを使った店舗型1to1やD2C運営、新規事業立上げ、M&A、ファイナンス、IPO準備などを経験。2023年Micoworksに入社し、2024年2月から現職に就任。

 

【就任コメント】

2024年1月よりカスタマーエグゼクティブ統括本部長に、また同年2月よりVP of CSに就任致しました。Micoworksは「WOW THE CUSTOMER」をバリューの中心に据え、お客様の事業利益にコミットしていく姿勢をもった、SaaSプロダクトを展開するカンパニーです。LINE自体は、CRMやDX、ブランド活動など可能性に満ちているツールですが、「MicoCloud」はそれに止まらず、クロスチャネルやAI、マシンラーニング領域への投資も含め、様々な可能性を持ちながら、ビジネスに欠かせないツールに進化し続けています。お客様のビジネスを前向きに動かすことをミッションに、1つでも多くのブランドと生活者の素敵な「出会い」を作るご支援ができれば幸いです。

 

清水 武穂
VP of Brand Design

【プロフィール】

総合広告代理店でデザイナーとしてのキャリアからスタートし、クリエイティブブティックの起業・経営、グローバルクリエイティブエージェンシーでブランド戦略業務など幅広く経験。2016年、ビジネスとクリエイティブの融合を実現するためにアクセンチュア ソング(旧:アクセンチュア インタラクティブ)に参画。クリエイティビティのある企業変革、新規事業開発、ブランド戦略立案、実行支援に従事。社内のデザイン組織の立ち上げや、世界最高峰のクリエイティブエージェンシーdroga5の東京オフィス立ち上げを牽引しビジネス開発・成長の責任者を務める。2019年度カンヌライオンズではクリエイティブストラテジー部門の初代審査員。2024年4月、Micoworksに入社し、現職に就任。

 

【就任コメント】

この度、Micoworks株式会社のVP of Brand Designに就任いたしました。Micoworksのスピーディな動きや筋肉質な体制、圧倒的に顧客志向を貫いているところ、そして日本発で世界をリードしたいという姿勢に強く共感し参画を決めました。これまでの経験を活かし、また自分自身も成長し続けることで、Micoworksを、まずはアジア、そして世界をリードする唯一無二のブランドに成長させるために尽力していきたいと思います。

 

Micoworks株式会社について 

Micoworks株式会社は、企業と顧客のコミュニケーションを最適化するマーケティングプラットフォーム「MicoCloud(ミコクラウド)」を開発、提供しています。最適なコミュニケーションによって、ブランド価値を最大化し、あらゆるビジネスの可能性を広げます。

会社名:Micoworks株式会社
所在地:大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 WeWork御堂筋フロンティア
代表者:代表取締役社長 山田 修
設立:2017年10月30日
資本金:1億円 (累計調達額:63億円)
事業内容:マーケティングツール「MicoCloud」の企画・開発・販売
公式HP:https://www.micoworks.jp/
「MicoCloud」HP:https://www.mico-cloud.jp/

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