2025/04/11

ACTUS(アクタス)、「MicoCloud」活用でライトユーザーとのオンライン接点を拡大し、ECサイトの利用促進。LINE経由のEC購買金額は前年比11倍を達成。

株式会社アクタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:村田 謙)は、Micoworks株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山田 修)が提供するLINEマーケティングプラットフォーム「MicoCloud(ミコクラウド)」を活用し、ライトユーザーとのオンライン接点構築とECサイトへの利用促進をおこなった結果、LINE公式アカウントの友だち数は約4万人、LINE経由のEC購買金額が前年比11倍(※1)の成果を実現したことを発表いたします。

(※1)2023年2月-2024年1月と2024年2月-2025年1月の実績比較

導入の背景・目的

リテール業界におけるネイティブアプリは有力な顧客接点の一つですが、消費者にとってダウンロードのハードルが高いことが課題です。LINEヤフーの調査によると、店舗でアプリのダウンロードを案内された時、約7割のユーザーが断った経験があると回答しています。(※2)

(※2) LINEヤフー株式会社調べ、  調査委託先:マクロミル、回答者:スマートフォン利用者、かつLINEアプリ利用者、調査期間:24/08/05~08/07(n=1488)

家具・インテリアを中心に取り扱うライフスタイルストア「ACTUS」においても同様の課題があり、家具などの大型商品を購入する顧客は公式アプリをダウンロードする比率が高いものの、生活雑貨などを中心に購入するライトユーザーにおけるアプリ会員登録率は約2割にとどまっていました。そのため、残り8割のユーザーとは継続的にコミュニケーションできる接点が構築できていない状況でした。

そこでLTV(顧客生涯価値)の最大化とリピート購入による売上向上を目指す中で、特にアプリ登録率の低いライトユーザー向けのCRMとしてLINE公式アカウントの活用を決定し、MicoCloudの導入に至りました。

 

導入後の活用方法と成果

LINE経由のEC購買金額が前年比11倍  カゴ落ち配信により売上の2割超

MicoCloud導入後、LINE経由のEC購買金額は前年比11倍、LINE経由のECサイトセッション数は前年比4倍となりました。 また、「カゴ落ち配信」といったECサイト上での離脱ユーザーへのリマインド施策を実施。ECサイトでカート内に商品を入れたまま購入に至らなかった顧客に対し、LINEメッセージで商品を思い出してもらい再訪を促す取り組みを行った結果、カゴ落ち配信からの売上が全体の2割以上を占める結果となりました。


1年半で友だち数は4万人 ライトユーザーとの顧客接点を拡大

ACTUSのLINE公式アカウントの開設から約1年半で、友だち数は約4万人に達しています。友だちの登録経路は店頭約5割、ECサイトが約5割と半々で、特にライトユーザーの顧客と継続的につながる情報接点を持ち、日々の配信でエンゲージメントを高めた結果、セールをきっかけにECサイトの利用につなげる基盤を確立しています。

リッチメニュー活用で顧客体験を向上

LINE経由の購買のうち約5割はリッチメニューからの流入となっています。リッチメニュー内に「オンラインショップ」ボタンを設けることで、ユーザーがECサイトに容易にアクセスできるブックマーク機能としてLINEを活用する行動を促しています。

また、毎週の定期配信前にリッチメニューの商品画像を変更することでユーザーへ新鮮さ、目新しさの印象を与え、ユーザーが定期的にLINEトークを開く動機づけをおこなっています。キャンペーン時には顧客がいつでも利用可能なクーポンをにアクセスできるよう、リッチメニュー上に「クーポン」ボタンを設置し、顧客体験向上を図っています。


ご担当者様コメント

株式会社アクタス マーケティングチーム 広野様 

今後はOMO推進とCDP(顧客データプラットフォーム)構築の中でLINE友だちのIDデータも連携し、行動解析の精度をさらに高めることで、一人ひとりに最適化されたコミュニケーションと体験の提供を目指します。また、店舗スタッフと連携したLINE友だち獲得施策を強化し、オンラインとオフラインの顧客接点のシームレス化を進める方針です。

↓アクタス様のOMO戦略に向けたLINEコミュニケーションについて詳しくはこちら
顧客接点なき8割のライト層とLINEでつながる。ACTUSが描く、顧客体験向上を図るOMO戦略とコミュニケーション施策

 

LINEを活用したマーケティングプラットフォーム「MicoCloud(ミコクラウド)」について

「MicoCloud(ミコクラウド)」は、企業と顧客のコミュニケーションを最適化するマーケティングプラットフォームです。LINE公式アカウントを高度に拡張した機能に加え、マルチチャネルでデータを収集し、顧客にとって最適なコミュニケーションを可能にします。また、コンサルティングから運用支援までワンストップで提供することで、顧客の成果創出に貢献します。

サービスサイトURL:https://www.mico-cloud.jp/

Micoworks株式会社について

会社名:Micoworks株式会社
所在地:大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 WeWork御堂筋フロンティア
代表者:代表取締役社長 山田 修
設立:2017年10月30日
資本金:1億円 (累計調達額:63億円)
事業内容:LINEマーケティングシステム「MicoCloud」、ビジネスチャット「BizClo」、会員証のLINEミニアプリ「ミコミー」とAI電話システム「MicoVoice」の企画・開発・販売
公式HP:https://www.micoworks.jp/